ヴィヴァルディ(1678-1741)

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CD 輸入盤

チェロ協奏曲集 ケラス、カルヴァイト&ベルリン古楽アカデミー

ヴィヴァルディ(1678-1741)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMC902095
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ケラス待望の最新盤!
雷に打たれるような衝撃度、火花の散るような豪華共演
ベルリン古楽アカデミーとのヴィヴァルディ!


2年連続レコード・アカデミー賞受賞アーティスト、アルカント・カルテットのチェロ奏者としても大変充実した演奏を聴かせてくれているケラス。待望の最新盤はヴィヴァルディのチェロ協奏曲集。芯のある美しく語る音色、常に本質を突く鋭敏なケラスの音楽はヴィヴァルディにぴったり。管弦楽は録音では初共演となる名門、ベルリン古楽アカデミー。ケラスの類まれなる美音にして鋭敏な音楽と、みずみずしくアグレッシブなベルリン古楽アカデミーは、まさに絶品の組み合わせといえるでしょう。
 ケラス自身「初めてコンサートで共演したときの電流が走ったような衝撃は忘れられない」と語っているほどに、両者の演奏は霊感に満ち、まさに火花が散るよう。細かなパッセージの一音一音にまで神経が行き渡り、息の通った見事な演奏です。終曲のイ短調RV.419終楽章のオーケストラとケラス両者の俊敏な動きは特に聴きものです。聴き手の心にストレートに響くケラスの美音から、オーケストラの豊かな響き、低弦の敏捷な刻み、すべてを見事にとらえた録音のクオリティもさすがハルモニアムンディ。心躍る1枚の登場です。

【ケラスとヴィヴァルディ〜ブックレットより抜粋】
「ヴィヴァルディは私に、幼い日の思い出を洪水のように呼び起こします。私が何度も繰り返し聴いた初めての盤は、ビルスマとコレギウム・アウレウムの演奏によるヴィヴァルディのチェロ協奏曲でした。チェロを学び始めた年にヴィヴァルディのソナタを学び始めました。さらに言いますと、アマチュアのピアニストである母は、私が母のお腹にいたとき、伴奏でヴィヴァルディのチェロ・ソナタをよく弾いていたということです。」
 25歳の時、バッハ作品のマスタークラスでビルスマと出会ったケラスは、その後ビルスマの自宅に招かれます。
「『アラジンの洞窟』のような空間には膨大な量の紙資料(どれもバロック音楽に関する大変貴重な研究資料)が収められていました。ビルスマ先生は、ご自身の書き込みがびっしりとあるヴィヴァルディの協奏曲などの楽譜をいくつも私に下さいました。」
「ヴィヴァルディのチェロ協奏曲は、ごくわずかの例外を除いて、急−緩−急の3楽章で書かれています。どの作品も独創性に満ちていますが、必ずしも、これらの作品は連続して演奏されるために書かれてはいないのでは、という考えに至りました。こうして私たちは異なった楽章構造をもつ作品を間に挟んで演奏することに決めたのです。このアイディアを膨大な知識と経験をもって最終的に実現可能にしてくれたのは、指揮者でもあるカルヴァイトであることは、述べておかねばなりません。このことにより、魅力的なコントラストに満ちた素晴しいCDになったと思っています。」(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ヴィヴァルディ:『テンペのドリッラ』RV709より「シンフォニア」
・ヴィヴァルディ:協奏曲ト短調 RV416(2つのソロ・ヴァイオリン、オブリガート・チェロとチェンバロのための)
・カルダーラ:シンフォニア第12番イ短調『我らの主、イエス・キリストの受難』
・ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲へ長調 RV422
・ヴィヴァルディ:協奏曲 ハ長調 RV 114
・ヴィヴァルディ:チェロとファゴットのための協奏曲 ホ短調 RV409
・ヴィヴァルディ:協奏曲ニ短調 RV565(2つのヴァイオリン、チェロ、弦と通奏低音のための)
・ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲ロ短調 RV424
・カルダーラ:シンフォニア第6番ト短調『苦痛を受けし聖エレナ』
・ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲イ短調 RV419


 ジャン=ギアン・ケラス(チェロ/Gioffredo Cappa, 1696)
 クリスティアン・ブーズ(ファゴット)
 エルファ・ルン・クリスティンスドッティル(ヴァイオリン)
 ヤン・フライハイト(チェロ)
 ラファエル・アルパーマン(チェンバロ)
 シモン・マルティン=エリス(リュート)
 ワルター・ルーマー(コントラバス)
 ベルリン古楽アカデミー
 ゲオルク・カルヴァイト(指揮、ヴァイオリン・ソロ)

 録音時期:2010年10月
 録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ
 録音方式:デジタル(セッション)

収録曲   

  • 01. I. (Sinfonia in C Major, RV 709-Vivaldi)
  • 02. II. Andante
  • 03. III. Allegro
  • 04. I. Allegro (Concerto in G minor, RV 416- Vivaldi)
  • 05. II. Adagio (Largo)
  • 06. III. Allegro
  • 07. I. Grave (Sinfonia No. 12 in A minor - Caldara)
  • 08. II. Allegretto
  • 09. III. Adagio
  • 10. IV. Allegro
  • 11. I. (Cello Concerto in F Major, RV 412-Vivaldi)
  • 12. II. Larghetto
  • 13. III. Allegro
  • 14. I. Allegro - (Adagio) (Concerto in C Major, RV 114)
  • 15. II. Ciaccona
  • 16. I. Adagio/Allegro Molto (Concerto for Cello and Bassoon in E minor, RV 409)
  • 17. II. Allegro/Adagio
  • 18. III. Allegro
  • 19. I. Allegro -(Adagio E Spiccato)- Allegro- (Adagio) (Concerto No. 11 in D minor, RV 565)
  • 20. II. Largo E Spiccato
  • 21. III. Allegro
  • 22. I. Allegro Non Molto (Cello Concerto in B minor, RV 424)
  • 23. II. Largo
  • 24. III. Allegro
  • 25. I. Adagio- Allegretto (Sinfonia No. 6 in G minor- Caldara)
  • 26. II. Adagio
  • 27. III. Allegro E Spiritoso
  • 28. I. Allegro (Cello Concerto in A minor, RV 419- Vivaldi)
  • 29. II. Andante
  • 30. III. Allegro

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渋谷のタワーズで視聴盤を端から聴いて、ピ...

投稿日:2011/12/25 (日)

渋谷のタワーズで視聴盤を端から聴いて、ピアイチだったので即買って帰りました。 非常に巧みに弾かれており、「これがビバルデイ?」と思わせるほど躍動感あふれます。 強いていえば、作曲家を固めた構成の為でしょう、全曲同じような印象を与えますので、全曲息をひそめて聴くというよりも、寝起きの悪い日曜日の朝、元気つけて飛び出す為に聴く、という聴き方がいいのでは。 ケラスについては、NHKで放映された、来日時の、タロー(Pf)とのメンデルスゾーンが、何と言っても印象に残っています。 生きのいい魚がスルスルと泳ぎまわるような俊敏な身のこなしが、この人真骨頂ではないでしょうか。

スナフキン さん | 東京都 | 不明

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